人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自分のために生きる道をイギリスで探します


by annejour

ちょっと憂鬱な気分です

 新しいクラスで年齢も近くってそれなりに英語もあまり得意じゃないと言う、ジェノバのリンダと仲良くなりました。プレスリーが好きだと言ったり、“”名犬リインテイのテレビを見ていたとか、片言ながらも色々合うところがあって面白かったのに、彼女帰ってしまいました。英語のわからない私の相手をしていてくれたナイアは他の暮らすに移っちゃったし、残ったのは授業中は自国語わ使ってはいけないと言う約束なんか、全然気にしない,ボーイフレンドの話ばかりしているフランス人や、よそ事ばかりして、内緒話しばかりしている韓国人高校生ばかり。
担任にクラスを変わりたいことを言ったが、かれらはまだ若いからと,鷹揚に構えている。
韓国人の学生達とは、ひょんな事がきっかけで、仲良くなり雰囲気もよくなった。彼らはとても日本に興味を持っていて、その中でもチョンギュと言う女の子が私に興味を持って話しかけてきてくれたからだ。“のだめ(今日本で人気のあるコッミック漫画)を知っているか?”と言うので“大好きだ日本で漫画を買って読んでいる”と言うと韓国のテレビでやっていて、いつも見ていると言う。彼女は兄がロンドン大学にいて、兄のアパートから通っているということだった。他の学生も自分の名を漢字で書いて見せて、“日本語で何と読む?”とか,ひらがな、カタカナ、漢字を書いて見せて暮れとか、盛り上がってきた。他のクラスの子も入ってきて、話しに加わってきたが、休憩時間とはいえ、大勢の東洋人ばかりで一人残っていたフランス人学生ヘレンはいい気分じゃなかったと思う。漢字は中国的で読むのが難しいのもあったし、日本語漢字は色々な読み方があるので、教えてやると、気に入った読み方を自分でして「私は○○だよ」とはしゃいでいた。のだめ、ちあきと平仮名で手に書いてくれといった、男女は「おれちあき」「私のだめ」と大喜び。日本語を少し知っている子もいて日本語教室みたいだった。そんなことで彼らとは食堂でも「ハーイ」と呼び合う中となったのだ。しかし、彼らの授業態度は決して良いとは言えず、高いお金をだしている彼らの両親が気の毒な気がした。まあこんなもんか。
というわけで、私と組むのが時々例のフランス人になったのだが、相手も私もあまり気が乗らない。大体私はまともに相手が出来るほど英語は出来ない。何かの課題のときわたしがトンチンカンな答えを言ったのだろう。隣の例のフランス人に私の答え方のおかしさを伝えていた。人間悪口はすぐわかるのが不思議と言うかおかしいというか。自分たちだって年は若いし、現役の大学生のくせに私と同じ初歩のクラスで、いつも辞書ばかり見て私より、単語も文法もモタモタしてるじゃない。と言ってやりたいところだが、英語が出てこないし、そんな度胸もない。家に帰ってトレイシに話すと,俄然彼女のほうが怒り出し、「そんなクラスは変えてもらえ、学校は高い授業料もらっているんだから、生徒の要求は聞く必要がある」とまくし立てる。挙句に「学校の電話番号を教えろ、私が電話をかけて言ってやる」と言う。エーっ、それってどっかの教育ママみたいだよ。私はまるで子ども扱いだし。私が手紙を書いて担任にわたすからいいよと言うと、私の拙い英語ではだめだと思ったのか、自分で手紙を書いて、「これを持っていけ」と言う。読んでみると、まるで悲劇の主人公のようで気恥ずかしくなるような文章だった(私の力で読んだ感じだから何ともいえないが)。 
翌朝学校に行くと、時間になっても2人だけ、しかし、担任もよくしたもので準備をしながら待っていると程なく人が集まり始め、授業開始となった。コリアン学生は1時間遅れでやって来た。今日で終わりで人数は21人午前の授業が終わったらパリに3日間の観光に行って帰るそうだ。無愛想だった彼らが結構可愛くなっているから不思議だ。途中で出発のために抜けた彼らの変わりというかいつもブスッした顔のブラジル娘が入ってきた。悪びれた様子もなく、堂々としている。今日の私の相手はパリの事務員というアヴィダとペルーの子だった。ペルーの子とはなんとなく楽しく会話練習ができたし、アヴィダもやれやれといった表情ながらも、「これ、わかる?」と言った表情で聞きながらゆっくり付き合ってくれたが、次の授業は、昨日からいつもの副坦でなくポーラとか言う先生で昨日あまり面白くなかったし、雰囲気的にもあまりよくないクラスなので、初めてさぼることにした。手紙はもう少し様子をみて出すことにした。
by annejour | 2008-01-24 17:47