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自分のために生きる道をイギリスで探します


by annejour

キュウガーデンに行ってきました。

 土曜日()にTOMOKOさんとピカデリーで待ち合わせをして世界遺産にもなっていると言うロンドンの外れのキュウガーデンに行ってきました。
ピカデリー線に乗り、ナイブリッジで降りてデストリック線に乗り換えた。ピカデリーの駅で乗り越し分をオイスタカードにインプットしてもらった(私の定期はゾーン2、キュウガーデンは3なので)。追加料金として2ポンド往復分を支払った。
キュウガーデンの入場料は結構して、12ポンド。学割で1ポンドだけ引いてもらった。温室と言うので、日本の温室のような物を予想していたが、全然違っていて、ものすごく広い敷地に色々なコーナ別の温室が点在し、移動するのが大変だ。
 色々な種類の竹林の中にものすごく懐かしい家屋が建っていたので“この風景,何だかものすごく懐かしいねと”と話しながら覘いて見たら、一応日本の農家でした。似ているようで似ていない何とも言えないたても建物でしたが、これが日本だと思われたら嫌だな---と思った。
 中のレストランはメニュウも少なく、高めだったのでお昼は抜きでアイスと私が持ってきた果物やチョコレートを食べた。ロンドンで初めてアイスを食べたが、おいしかった。ダブルで600円近くもしたが。 歩き回っているうちに方向がわからなくなった。途中で雷が鳴り出し、雨も降ってきて、近くの大きな木の下で雨宿りをしたが、木が大きく、しっかり葉も茂っていたせいか、全然濡れなくて、その下の道路も乾いていてびっくり。
 北海道や信州を思い起こさせる林。白樺があり、本当に高原の小道を歩いているようだった。皐月や芍薬、石楠花の花が(にていたからそうだと思っている)日本ではみられないくらい大きな木になっていてびっくりした。花々が今を盛りに色とりどりに咲き乱れ、それは見事だった。歩き回って帰りたいのにテムズ川の畔に出てしまった、どうやら反対方向に来たようだ。標識も少なくて、この広大な敷地の中にもっと欲しいと思った。地図はもらったのに、二人ともうまく読めなかったようだ。何とか出口にたどり着き、電車に飛び乗ったら、これが地下鉄ではなくてオーバートレインだった。ものすごく大回りになるので、途中で乗り換えようと馴染みのベーカール線をみつけ、のったが、いつまでたっても地下に潜らない。やけに広々とした景色だと思っていたら、逆方向だった。おしゃべりしていたので気づくのが遅れた。結局ロンドンを半周してしまった。トッテナムコートにある学生たちにやすくておいしいと人気のASASAと言う韓国レストランでやっと食事にありつけ、一息ついた。この近くによく日系新聞に載ってくる日本人が作っているパン屋さんがあると言うので、近くを二人で回ってみたが、見当たらず、“もしかしたら、私たちが食べていたレストランの隣だったりして”と言いながら,行ってみたら本当にそうだった。
よく歩き、しっかり森林浴もできた一日だった。
二人で歩いていて改めて気がついたのは、ロンドンにはなんて太った人が多いんだろう~?という事。二人が会ってよく話題になるのが、“何故かロンドンに来て太っちゃったね、やせなくちゃ”だったが、ここの太っている人は半端な太り方じゃないし、それも一人二人じゃなくて、やせている人を捜す方が難しい位。私が二人いて手をまわしても届くかな?と思える人も結構いる。これじゃ医療費もかかるし、寿命も短くなるわけだと思った。階段を下りてくるインド人の婦人など手すりに摑まってヨチヨチ歩いている。これでは外出は億劫だろう。そして家にいてまた食べるから悪循環だ。ここまでに成る前になんとかしなかったのだろうか・?男の人等、腹が波打っている人も多い.Tの座っているベンチにその人が座ったら、ベンチが沈んでTが浮き上がった。公共物が壊れるのも早いのだろう。先日テレビでものすごく太った女の人の裸体画がすごい値段で競り落とされたとかで、モデル本人もインタビュウに答えていたが、私はとてもそんな絵を見たいとも飾りたいとも思わないが、一帯誰が何のために買ったのか知りたいところだ。イギリスでは全然手がつけられず捨てられる食料がすごいと新聞に載っていたが、一方テレビはアフリカの食糧難を盛んに流している。これは文明国どこでもの課題なのだろう。Tと二人で結論したのは“今ロンドンはベビーブムなんだ(笑)”だった。若い人のオデブも多く、そんな人が結構すてきな細い彼氏とキスしながらあるいているのを見て、“なんであんな人にも彼氏がいるのに、私に出来ないんだろう”といっていた。
by ANNEJOUR | 2008-05-12 22:28