自分のために生きる道をイギリスで探します


by annejour

念願の湖水地方に行ってきました

 英国に来たら絶対行こうと思っていた湖水地方。偶然の産物で一緒に行く相手も見つかり、8月の7,8日を使って出かけた。ユーストン駅の地下鉄改札口で会う約束をしてあり、私の住んでいるクイーンズパークからは地下鉄より便利なオーバーグラウンドが通っているのでそれに乗ることにした。いつもトイレが心配なので早めに出かけ、ユーストンの駅のトイレを確認しておいた。オーバーグラウンドは乗り換えをしなくてもよく、駅も少なく快適だった。改札口でもうまく彼女と出会え、駅の掲示板で列車とプラットホームの確認もし、無事に列車に乗り出発。ゆれもなく、3時間半の旅だと言うのに全然時間が木にならず、花々が咲き乱れるフィヨルドや見慣れた英国の景色牧場を横に快適な旅だった。湖水地方の玄関口ウインダミアの駅前は食料品のスーパーと雑貨のスーパーがあるだけの鄙びた田舎の駅と言った感じで物寂しく、これが有名な観光地かとちょっとびっくり。駅の横にあった案内所で見所やホテルへの行き方を聞き、出発。少しあるくと街中にでて、たくさんの店があり賑やかだった。湖には周遊船や観光船も出ており、湖近くの公園ではなにか催しものもやっていた。一番見たかったピーターラビットミュウジアムは近くにあって入場料6ポンドだったが、中々見ごたえガあり、ポッタの世界にしっかりはまることができた。
 遊覧船に乗ろうと思ったが、お天気が崩れそうで止めた。案の定雨が降り出し視界も悪くなり止めてよかった。小寒くなってきたのでどこかで夕食をとる事にし、レストランを探す。中華が無難かと思ったが、彼女の希望で可愛いレストランに入る。メニュウーをもって来てくれたが、パットみてすぐになんの料理か分からず、2コースのセットを頼むがこれがまた分からない。おばちゃんに声をかけて聞き、2人別々に頼んで少しずつ味を見合うことにした。私はサーモン、彼女はビーフシチュウ。これにスープとパンがセットで12,50ポンドだ。味は大味で不味くもすごく美味くもなく中華がよかったかな?---。最後におばちゃんが他に何かいりますか?と尋ねたので“勘定お願いします”というとメニュウーを持ってきてデザートもありますと言うのでこのコースについているかと勘違いして頼んでしまったら後で3コースですと言って勘定書を持ってきた。“しまった。やられた”と思ったが後の祭りだった。ちょっと仕返しではないがチップをけちって約16ポンドのところを一人17ポンド払ってでてきた。ここでホテルの場所を尋ねると若い愛想のいい娘さんを呼んで教えてくれた。
急な坂道を少々息を弾ませて上った坂の途中にホテルハイドロはあった。レストランからは5~6分位だった。大きなホテルで日本の案内書に高級と書いてあったが古い老舗のホテルとかで私は古い国で古いホテルはあまり期待しないが部屋の小奇麗でまあまあだった。しかしその後がいけない。どこの部屋で使っているのか遅くまであちこちの水の音が煩わしかった。相棒の彼女とも職場のこと他色々話、寝るのは遅くなった。
翌朝はペールギュントの曲を思い起こさせるようなすばらしい夜明けだった。きれいな食堂にはイングランドブレックファーストのバイキングが並び、味もよかった。スクランブルエッグ、ウインナの揚げたもの、カリカリベーコン、目玉焼き、パン、数種類のジャム、野菜、ヨーグルト、グレープフルーツ、杏の砂糖漬け、丸ごとのキウイ、オレンジ、リンゴ、オレンジが山盛りになった籠、ジュースも数種類あったが、いつもトイレが心配な私は控えめに食べて置いた。テーブルには他にトーストが置いてあり、ポットには紅茶が用意された(これはボーイさんが席に着いたときに紅茶かコーヒーか聞いたので答えておいた)。隣にの本字らしきご夫婦が座り、日本語で挨拶されたので、いろいろ話をした。念に何回かご夫婦で旅をされているそうでかなりの国々を回って見えた。英語もさぞ堪能だろうとお聞きすると,“彼が英語ができるので、まかせっきりです”と笑顔で答えられた奥さんは本当に幸せそうで羨ましい限りでした。エジンバラなどスコットランドと湖水を回り、この日にロンドンに入るそうで、ホテルにいく地下鉄がわからないと言うので、三輪さんが持っていた地下鉄路線地図をあげ、喜ばれた。まだだんな様は現役で働いて見えるそうで10日間の旅行日程がやっとだと言ってみえたが、それすらとれなかった私たちの職場は何だろう?
 9時にツアーの運転手さんが来たので車に乗る。大型のバスか何かかと思ったら、私たちと日本人親子、中国人1人の5人だった。日本人の彼女は京都でツアーコンダクターをしており、中国人の彼女は日本に来たときの客でイギリスのリバプールに住んでいるそうで、一緒に来たそうだ。小学生の男の子は4年生で夏休みの旅行だそうだがすごいなと思った。彼女が英語が堪能なので、運転手さんとのコンタクトも安心して任せられ,2人コンダクターがついた贅沢な旅行になった。日本語の観光案内をテープで流してくれたが、ほとんどの人が(私も少々)英語がわかるので、ほとんど運転手さんが途中から説明してくれた。
ピータラビットの著者の映画の舞台になった農家はBアンドBになっていて、そこでteaを皆で飲みゆっくり休んだ。トイレに行っている間に中国人の彼女が支払いをしてくれ、ごちそうするからお金はいいといって受け取ってくれなかった。
 9つの湖巡り一日コースだがとても無理なく効率よく回ってくれ、私の拙い英語で運転手さんとも会話が出来、うれしかった。彼は45才で6才になる娘さんがいて、ツアーには60人くらいいるときもあり、そのときは大型バスを使うそうだ。ツアーも運転手も自分がボスだから気楽でいいと言っていた。湖も有名な詩人ワーズワースのコテッジも日本のようにすぐに観光地とわかるものはなく、ナショナルトラストという団体の管理のもと自然破壊や商業主義から守っているそうで、観光するには不便だが後世に残すといった意味では大切な活動だと思った。
おかげで湖水地方の自然にしっかり浸ることが出来た。どこか私の故郷を思わせる景色がたくさんあり、日本に自然の美しさを改めて認識させられた。日本はいい。
 帰りはぴったり3時半にウィンダミアの駅につき、ロンドンに帰る6時18分まで買い物を楽しんだ。ユーストンの駅には予定より20分遅れてつき。そこからオーバグラウンドでクイーンズパークまで帰ってきたが、初めて辿るコースなので無事に着くまでハラハラどきどきでした。
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by annejour | 2008-08-12 16:42